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事業内容
ダイヤモンド工法(切断・削孔)
硬度抜群の工業用ダイヤモンドで、
道路、コンクリート構造物など、
あらゆる対処物を
自在に切断・加工します。
当社では硬度の高い工業用ダイヤモンドを使用した工具による「ダイヤモンド工法」でコンクリート、アスファルトから金属まであらゆるものを切断、削孔しております。従来の打撃や圧砕工法のような騒音、振動を発生させず、スピーディで環境に配慮した工法として様々な分野で活躍の場を広げています。
「ダイヤモンド工法」の特徴
01
人と街に優しい、環境負荷の低い工法
従来の工法とは異なり、ダイヤモンド工法は切断時に振動を発生させません。打撃音がないため、静粛性に優れています。ビルや住宅密集地での作業でも、周囲への影響を最小限に抑え、安心・安全な施工を実現。粉塵も最小限に抑えることができます。
02
場所を選ばず、フレキシブルに施工
ほとんどの機械は手運びや自走で搬入可能。軽量でコンパクトな設計により、狭い場所や高所での作業にも柔軟に対応します。
03
あらゆる構造物に柔軟に対応
床、壁、柱、大型構造物など、あらゆる構造物に対して、豊富な種類の機材と工法を組み合わせることで、維持・補修・解体といった幅広いニーズに的確に応えます。難しい場所の切削・削孔もおまかせください。また、現場状況に合わせ水を使用しないドライ工法にも対応可能です。
04
革新的な技術で、課題を解決
母体となる第一カッター興業では、研究開発組織があり、ダイヤモンド工法を応用した機械や治具を開発しています。弊社は、その技術を用いて、お客様のご要望に合わせた迅速かつ柔軟なソリューションを提供します。
工法の種類
道路、橋梁、空港など、インフラ工事における様々なニーズに対応できるよう、複数の工法をご用意しております。
フラットソーイング
切断時に使用した冷却水を吸引し、流出を抑えた湿式工法。
床、床版、舗装のような水平面をより迅速に切断できる効率のよい工法です。配管埋設工事はもとより、上下水道・道路の改修、目地切り・床版に至るまで幅広い場面で確かな切断工事を実現します。
用途
- 路面改修工事での切断
- 電話・電気・ガス・水道等の配管埋設工事での切断
- 橋の床版コンクリート撤去工事での切断
- 新設コンクリート土間の誘発目地切断(ソフカットも対応可能)
コアドリリング
高精度に円形削孔を行う工法。水中での削孔も可能。
先端部分にダイヤモンドビット(筒状の刃先)をもった工具を高速回転させながら被穿孔物に工具を貫入させ孔を開ける工法です。正確な円形切断を求められる現場に対応し給排水管・電気配線・エアコンのダクトなどどのような径の穴でも容易に穿孔できます。また、トラックにコアマシンを搭載したコア特装車での空港灯火削孔等の特殊削孔にも対応しております。
用途
- 擁壁や基礎分割・連続コア
- 放流渠接続・水中コア穿孔
- 立杭鏡開
- 給排水管・電気配線・エアコンダクト用コア
- 空港滑走路の灯火更新工事
ワイヤーソーイング
厚大、複雑な構造物も縦、横、斜め自在に切断。
ダイヤモンドチップを焼結させたワイヤーを対象物に巻き付け張力をかけながら高速回転させることで切断する工法です。遠距離操作が可能で水中、高所、地下などあらゆる環境のさまざまな場所で自在に作業が行えます。
用途
- 大型コンクリート構造物切断
- 柱、煙突、高架水槽等の高層構造物解体
- ヒューム管、カルバート、PC杭の切断
- 複雑な形状の構造物解体
ウォールソーイング
固定ガイドレールに沿って、壁・斜面・床を正確に切断。
壁、床面などの平面部分にガイドレールをアンカーボルトで固定し、そのレールに電動式または油圧式の駆動機を装着。ダイヤモンドブレードの高速な回転と駆動機のレール上の移動によって対象物を切断する工法です。
用途
- 壁開口切断
- 住宅地での擁壁撤去
- 角度付き切断
- 階段切断
- 外壁切断
- 切断精度を求められる現場
グルービング
舗装路面の排水性を高め、安全な通行を確保。
舗装路面に溝を刻むことで、雨天時のスリップ事故を防止する工法です。タイヤと路面の摩擦力を高め、ハイドロプレーニング現象を抑制します。高速道路やトンネルなど、安全性が特に求められる場所に最適です。
用途
- 空港滑走路や坂道での路面改善
- 厩舎、牛舎等の排水性向上
- 高速道路でのスリップ防止